手にした工具あれこれ・・・私見つれづれに

私が今までに手にした工具について、私の思ったことを書いてみました。

Nipper

【ニッパー】

最も色々手にした工具です。 今、FUJIYA プロテックニッパーを使っているが、使いやすいのかな?さらなるものを探して購入予定。

歴史をさかのぼると、就職して初めて使ったのがVICTOR ニッパーでしばらくは何の不自由もなく感じていた。その後(20年ぐらい経過)電線のカット後の断面の形状とかインシュロック(結束バンド)の切り口の形状が求められる時があった。そこで使用したのがKEIBAこれはこれで良かったが、支点軸の摩耗のためか、刃先のかみ合いがずれてきた。そのときは、新品を購入した。また、刃の形状がストレートのプラスチック用のニッパーがあることがわかり、FUJIYAを使ってみた。 確かに、プラスチック(結束バンド)の断面は綺麗である。しかし、電線をカットすることができないとカタログに書いてある。やはり、軸にガタが生じ、刃が握った時にずれてしまう。

色々使ってみて見つけたのが、Tsunoda Trinityシリーズ。支点の部分の構造がサンドイッチ構造(三枚合せ)でガタツキガ発生しにくい。しかし、実際に使ってみて、刃長が少し短い。私の使う電線が少し太いのだろうか、少し刃の強度が弱いかも。

私にとっての理想のニッパーは、全長が150mm、刃長が20mm、ラウンド刃で電線とプラスチックがほどほど切断でき、支点部分が三枚合せで、刃先のズレが生じにくいもので、グリップが滑りにくいエラストマー樹脂のもの。どこかのメーカ作ってくれないか。何か高いハードルがあるのかわからない。ひょっとしたら私の要求している内容について、需要が極端に低いのか?

ネットを見ていて、軸の摩耗が無いように、時々支点軸へ注油するようメーカのホームページに書いてあったので、時々注油するようにしている。

3peak 精密ニッパーSN-130はピアノ線も切れるので、固いものでも安心して使用できるが、軸の摩耗か刃のかみ合わせにガタが生じている。 GodHand メタルラインニッパーは、0.2mmの細い線もきれいに切れるので、シールド線のシールド部分のカット用にと思って購入したが、私の用途ではあまり活躍する機会がない。

FUJIYA ニッパー 90S-125は、プラスチック(結束バンド)のカットに大活躍した。しかし、軸の摩耗、グリップのコイルばね破損となり、引退となった。その後、3peak ニッパーLPN-150S を購入し使用していたが、これはプラスチックニッパー。机の上での作業は、金属用と使い分けてもいいが、現場へ出たときは両方をこなせるものにしたい。

配線をした後、それをインシュロックで結束するが、奥まった場所では、そのインシュロックの頭を残さずカットすることはなかなか難しい。しかし、仕事先によってはそれを要求される。その時役立ったのが、KEIBA ニッパー LHT-D76である。しかし、後からカットすることを想定しインシュロックの頭の位置をどこにするか考えておけば、さほど苦労はないはずだ。まだ使ったことはないが、やっとこの形をしたエンドニッパーと言われるものもあるらしい。

Tsunoda Trinity薄刃ニッパーTM-02も、プラスチックニッパーで薄刃であるため、切り口は文句のつけようがない。しかし、刃の長さが私の要望より少し短い。また薄刃であるため、刃の強度に不安があるので、あまり活躍することはない。

IDEAL T型カッターは、金属用のはさみのように使っている。ニッパーで少し太い電線をカットすると片方は直線的な断面になるが、反対のほうは押しつぶされとがった形になる。これを使えば、カットした両方の断面が直線的になる。また、刃長が長いため、素線の細い少し太いケーブルや、多数の電線が一度にカットできる。しかし、刃が長い分指を傷つける可能性があるので、大変危険である。細心の注意が必要である。

通常のケーブルカッターでは刃の部分が円形で、思った以上にグリップを開かなければならないので使いにくかった。3peak 電工Fペンチ DF-220は、どちらかといえば刃の部分が細長で、私の使用するケーブルサイズで大変使い勝手がいい。電工と名がついていつがVVFのケーブルはカットしたことがない。

写真左から
Tsunoda Trinity先細ニッパー120mm TM-15 @2181
FUJIYA プロテックニッパー PP60-150@2892
3peak 精密ニッパSN-130
   ※グリップ:エラストマー 、プラスチックバネ @5320 

写真左から
FUJIYA ニッパー 60-125
GodHand メタルラインニッパー SWN-125 @2916
 金属線(太さ0.2mm~2mm)
KEIBA ニッパー MN-A05

写真左から
KEIBA ニッパー MN-A05
VICTOR ニッパー 110
FUJIYA ニッパー  60S-125
SK11PRO ニッパー N-150S

写真左から
3peak ニッパーLPN-150S @2250
FUJIYA ニッパー 90S-125

写真左から
KEIBA ニッパー LHT-D76
Tsunoda Trinity薄刃ニッパー120m TM-02 @2160

写真上から
IDEAL T型カッター T®-Cutter 45-123 @2236
3peak 電工Fペンチ DF-220 ※グリップ=エラストマー@3272 

【2017.1】

私の使う工具のうちで重要度が最も高いものにニッパーがあり、先にも紹介した色々使ってみるが、いまいち満足するものが見つからない。会社で喜一工具のカタログでKNIPEXのニッパーを見ていた時、ジョイント部は精密な3枚合せ(ボックスジョイント)、刃先の長さ18mm、刃の形状は日本で言うラウンド刃、ハンドルはコンフォート(手になじみそう)で期待していた。
KNIPEXカッティングプライヤーに属する電工ニッパー7742-130を購入したので、私なりの使用感を書きます。
プロフィールにも書いているように、自動工作機械の配線を行っています。このニッパーを、電線の切断及びインシュロックの切断に使用しています。
このニッパーを選んだのは、ジョイント部が精密な3枚合わせのため軸の摩耗による、刃のかみ合わせがずれにくいことに期待して購入しました。今まで使用したものは軸の摩耗による、刃のかみ合わせがずれることがあったためです。
使用した感じですが、グリップは手の小さい人には大きすぎるかもしれませんが、私には100点満点です。
しかし、インシュロックの切れ味はいまいち。切り口があまりきれいではない。
一番問題になったのが、CC-LINKケーブルのシールド網線がカットできない。 購入したニッパーの固有の問題かもしれないが。
仕様による切断能力(mm)軟線:φ0.3~1.6とあるのでφ0.18はムリなのか。
仕様によるものなので、仕方がない。このような用途で使用しようと思う人には勧められない。私は、使用していない。購入されるとき注意してください。
今まで使用したニッパーで、刃が摩耗したものや、刃のかみ合わせが悪くなったもの以外で、シールドの網線がカットできないものに出会ったことがない。

KNIPEX 精密用ニッパー 片刃 130mm 7742-130 @6275

【2017.2】

1月早々、3peak 精密ニッパーSN-130で耐熱性の補償導線を切断するとき刃の部分が折れてしまった。このニッパーはピアノ線も切断できるので安心して使用していたが、よくよく調べるとピアノ線はΦ0.5まで。補償導線は熱電対と同材質のKX(クロメル-アルメル)の素材0.5sq×2でいずれもニッケルの合金。したがって少し無理があったのかと反省。これもすぐに同じものを購入し、今後のために別のニッパーを選定中。

精密ニッパーSN-130
刃の部分が折れてしまった

【2017.6】

技能検定を受けるにあたり、プリント基板加工用のニッパーが必要となった。今使用しているFUJIYA プロテックニッパーは、落下させてしまい先端がかけてしまい、他にもあるがここは受験用にと思い物色していると、ホームセンターでVICTOR EXマイクロニッパーを見つけた。
使ってみると切断面切れ味グリップ力と特に問題はないが、一つ欠点がある。プリント基板に部品を挿入したリードを切断する時、私の持ち方では全長150mmは長すぎる。他の持ち方では気にならない。
そこで、今まで使ったことがあるKEIBA ニッパーMN-A05にしようと思ったが、グリップが滑って気に入らない。KEIBAのホームページを見てMNC-A05を購入した。切れ味、グリップ力満足できるもので、これを使用して検定に臨んだ。しかし、会社で仕事で使用しているのは、刃長が長く全長が150mmのFUJIYA プロテックニッパーが使いやすい。

VICTOR EXマイクロニッパーVMN150B @1,980

KEIBA マイクロニッパー MNC-A05@2,241

【2017.8】

ケイバ、FUJIYA VICTORのニッパーは金属コイルばねで、握りの部分を開いているが、このコイルばねが外れて無くなったり折れたりする。今回、FUJIYAのPP60-150のバネが折れて購入した。購入金額はそれほど高くないが、送料がそれなりにかかってしまい1個当たりにすると高いものになってしまう。また、1袋5個入りであるが、他の機種と共通であれば使い切ることもできるかもしれないが、5個全部使い切れるだろうか。
今のニッパーに不都合が生じたとき、同じものを購入してまたバネが必要になるときまで、このばねの所在を明確にしておけるか不安である。
3PERKSではプラスチックバネを用い、ほぼ各機種共通のようである。ツルガ、KEIBAの一部に機種では板バネを用いている。使用頻度にもよるがこれらはまだ交換したことがない。
ニッパーの最重要機能は切れ味であるが、そのほかこんなバネについても考慮する必要があるかもしれない。

FUJIYA ニッパー用バネ(5本入り)PNS-2@279

【ワイヤーストリッパー】

今では、ワイヤーストリッパーを常用しているが、私がオーディオに興味を持ち始めたころは、ニッパーで被覆をむいていた。

ワイヤーストリッパーはWEICON No.5をメインに使用している。ムキシロ寸法の指定が容易で、対象の電線径が0.2~6sqまで一つの場所で対応している。

今のものは2代目で、初代は今から約20年前にお付き合いのあった会社で購入した。そのきっかけは、ワイヤーストリッパーを少し研究したことがあり、構造の研究用に用意したものだった。しかし、昨年動作が不調となりネットで新たに購入した。

少しマイナーチェンジし全体に丸みをおび手になじみやすくなった。また、握る部分が開いたままではかさばるが、今回購入したものは閉じた状態が持続できる機構が備わっていることを偶然発見した(赤いボタン)。不調になった初代のほうを分解してみると、電線の被覆が噛みこんでいたので、取り除いて今は代替え要員となっている。

WEICONもいくつかの欠点がある。電線の被覆が薄いものについては、芯線を何本か切断する。また、ムキ代5mm以下の設定ができない。 したがって、ムキ代5mm以下については、VESSELの3500、芯線を傷つけてはいけないものについては、VESSELの3000を使用している。いずれもムキ代寸法を一定にするようにガイドを設けている。

3000Aは、30年以上前に広島にいたときに、銀山町の松本無線で購入したものです。地元に戻ることにしたので、広島にもなかなかこられないだろうと思い、はんだ1Kgと一緒に購入した。まだはんだは使い切っていない。最近購入した3000C,3000Bと刃の構造グリップの材質などが変わっている。そのため、グリップは私なりのグリップ力アップの対策をしている。(3000Aのグリップの色は緑)

WEICON TOOLS Wire Stripper No.5 0.2-6.0mm2 made in Germany@3402

写真左から
VESSEL ワイヤーストリッパーNo.3500E-2
 AWG 18/20/22/24/26/28/30 黄
VESSEL ワイヤーストリッパーNo.3500E-1
 AWG 12/14/16/18/20/22/24 赤

写真左から
VESSL ワイヤーストリッパー No.3000C、3000B、3000A

【2017.2】

愛用のワイヤーストリッパー WEICON No.5のバネが折れてしまい、急遽購入。
2015年3月購入した時は、@3402。2016年11月購入した時は、@3532。
マーベル(MARVEL) ケーブルストリッパー MC-180は、色が黄色だが、WEICON No.5のOEMのようだ。価格は安い。

WEICON No.5
分解と折れたバネ

【2018.2】

以前勤めていた会社で、14sqの電線の圧着作業するとき被覆を剥くときはカッターナイフで行っていたが、何かないかと探していてこれを購入した。
しかし、その時の電線は被覆部分が少し柔らかくストリッパーの刃が上手く入らなかったので、使い物にならず、ずーっと使っていなかった。

メーカーの注意書き
※柔軟性のあるケーブルはストリップできない場合があります。

今使用しているUL線の被覆は固いので、上手くストリッパーの刃が入り本来の機能を発揮している。
使い方は、被覆をむく位置にケーブルをはさんで刃を数回回転させたのち、ケーブルの先端の方へ引っ張ることで被覆に切り込みが入るため、それをニッパーで引っ張り取る。

DENSAN ケーブルストリッパー ND-800

【2018.5】

フジ矢からオートマルチストリッパミニPP505-170が発売されていたようで、私の希望として、0.2mm2が上手くストリップできればいいと思って購入してみた。
ホームページには、2017.04.17に新製品情報が出ているので、発売されてから1年たっているが、全く知らなかった。
仕様は今使用しているWEICONTOOLS Wire Stripper No.5と同じで
・ワイヤーストリップ範囲が0.2~6mm2(24~10AWG)
・ワイヤーカット機能 最大Φ2mm
異なるのがストリップ長の調整範囲で
・WireStripper No.5が 5~12mm
・PP505-170が     8~12mm
使用感として、握る部分のバネ圧が強いため、握る力が今まで使用しているWire Stripper No.5より必要。つまり固い。
ストリップ長を決める「あて」の部分の設定最小が8mmのため、よく使う6mmとして使う場合、「あて」が役に立たない。
ストリップした被覆が勢いよく飛び散ってくれるので、ストリッパ内に残らないのでその点はいいが、後片付けが大変かもと思っていた。

しばらく使用してみて、バネの力が強いので2.0㎟以上の線径のものでストリップ作業が楽にできる。でも手は疲れる。
WEICON No.5でやっても出来るが、5.5㎟では少し無理をしているような感じ。(私の使用している電線にもよるだろうが。)
バネの寿命はどうなのだろうか?バネの折れる原因はこれか?

さてこのフジ矢 PP505-170の私の問題点が、剥いた被覆の飛び散ることであったが、カバーを取り付けてみた。板ゴムをカットして両面テープで張り付けたものだが、一時的に被覆を保持して次の動作で剥いた被覆を思い通りのところに捨てることができる。今使用しているWEICONやMARVELと同じ使用感になった。
もう1点被覆のムキを6mmにしたいがこれは8mmからなので、白マーキングをして分かるようにした。
ストッパーに当てて長さを管理できないが、目印があるだけでも長さのばらつきが減らせると思う

今の状況では、使い分けで使用し、寿命を覚悟して使用していくことになりそう。

FUJIYA オートマストリッパーPP505-170 @2,678

PP505-170 自作飛散防止カバー

PP505-170 自作飛散防止カバー

【2018.5】

最近、今使用しているワイヤーストリッパーWEICON No.5の刃の戻りが悪くなったので、新たにマーベル(MARVEL) ケーブルストリッパー MC-180 を購入した。どう見てもWEICON No.5のOEMのようだ。ただし、色が青から黄色に変わっている。

使用感は全く変わらない。アマゾンでの価格は安くなっている。(今回は訳あって別の所で購入)

今までの購入履歴。
2015/3/5  WEICON 絶縁ストリッパーNo.5  @3402
2016/11/13 WEICON 絶縁ストリッパーNo.5 @3,532
2018/5/17 マーベル ケーブルストリッパーMC-180 @3,087

しかし、仕様の表示で大きく異なっていることがある。
芯線ストリップ適用範囲
・WEICON No.5 0.2-6.0㎟
・マーベル MC-180 0.3-5.5㎟
小さい違いだが、出来ると綺麗にできるとの違いだろうか?
0.2㎟はムクことができなくはないが、少し無理がある。(私の使用している電線の場合)この違いかな?

MARVEL ケーブルストリッパー MC-180 @3,087

【2019.10】

会社で購入してもらったので、写真だけでもと思ったが、誰も使った形跡がない。
ムダ使いな買い物のだったのか?誰も遠慮して使用していないのか、使い方が分からないので使用していないのか、不明だ。仕方がないので、私が使ってみた。
電線の被覆を尖ったでこぼこで押えているので、被覆に押し跡が付く。しかし、電線の抑える力が弱いので、電線の種類によっては、刃が被覆に噛み込まず、被覆がむけないことがある。
また、刃のかみ合わせが弱いのか、被覆断面に少し段差ができる。
これでいいのか、使用者が判断することになる。私は、今使用しているものが使いやすい。

Knipex ワイヤーストリッパー 1262180SB

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